●演出の岩田氏によるソリスト&合唱団立ち稽古 |
|
|
|
私が前回岩田氏の演出稽古を見学したのは2000年のカルメン以来であった。当時はペットボトルが飛ぶ!スリッパが飛ぶ!の凄まじい練習で見学のオケメンバーが凍り付いたのだが、今年は当時の要求水準の高さ、厳しさはそのままだが、むしろ温かみを感じる雰囲気であった。
|
|
|
|
プリマのAキャストアディーナの大貫さんが歌われるのを聴くのは初めてだったが、強烈な声量と表現力に圧倒されっぱなし。
|
私の掲示板でも話題になっていたもみくちゃベルコーレの登場シーン。この場面の為に筋トレしたとかしないとか!?
|
随所に岩田氏の鋭いチェックと飽くなき新しい舞台の実現のための要求が次々と飛ぶ。
|
|
|
|
ベルコーレが登場し、アディーナを口説く部分。ベルコーレのリヒト氏はマエストロに「銀ちゃん!」と呼ばれていたが、その声量と表現力は誰もが納得。アディーナの気になり満更ではjないが、プライドで相手にしない振りという葛藤(!)を表せるかが舞台効果を大きく左右するのだが、本当に惹きこまれる場面であった。
|
アディーナに突進してくるベルコーレをからかうべくネモリーノをアディーナの代わりに座らせて入れ替わらせる演出。ここもちょこっと岩田氏が直しただけで別の舞台のような息吹を吹き込まれる。
|
|
|
|
そしておいしいおいしいドゥルカマーラの登場。松山氏の出てきた瞬間のオーラがすごい!
|
大先生(!)ドゥルカマーラの登場で最初から飲まれる村人達。純朴で信じやすいキャラクターをそれぞれが面白おかしく熱演!
|
「70の爺さんが私の薬を飲んだ途端元気になり、孫を20人作った!」
昔のイタリア版バイアグラと行ったところだろうか・・・。(^^;
|
|
|
|
私の大好きな曲とシーンの一つ。ドゥルカマーラのペースに乗せられ、偽ものの薬をありがたく高く買いあさる村人達だが、なぜか自分で価値を判断できずにマスコミなどの情報操作に流される現代人の風潮がかぶるのは私だけであろうか?
|
|
|
|
最初は高い金額でビビらせてといて後から安く言ってお徳感を煽る商法は見習わなくては!?
|
ドゥルカマーラについて更新する村人達。
|
一件面白くl見える演技も1人1人の役割に意味がなくてはトータルの舞台の整合性が取れないとかで、端の人の何気ない演技まで細かくチェックが入る。
|
|
|
|
ちょこっと修正されると別の団体の様な表現力を持ち始めるコレギウム・ムジクム合唱団。こんな演出家に見ていただけるのは羨ましすぎ!!
|
こちらは男性陣の演技指導。後で飛んでいる決定瞬間が撮れた男性はなんとまだ高校生だそうだ。
|
オケメンバーが今回は大挙して見学に押し掛ける。TOYOさんはしっかりカメラと三脚持参で現れる。
|
|
|